TMA/SDTA 2+は使用温度がより広く、圧縮と引張モードでより多様な力値パラメータ選択を持つため、応用分野が広い。したがって、TMA/SDTA 2+は、非常に薄いレイヤー、長い円柱状サンプル、細繊維、膜、ブロック状サンプル、軟質または硬質のポリマー、単結晶物質など、様々な形態のサンプルの物性を迅速に特性化することができる。

TMAはDSCの理想的な補完技術である。試料の膨張係数を提供することに加えて、TMAは、DSCが明らかに検出できないガラス転移、例えば高繊維添加量の材料を試験することもできる。ニードルパンチモードは、非常に薄いコーティングなど、異なるサンプルのガラス転移を特徴づけるための理想的なモードである。